子犬を迎え入れ、安心して生活ができる環境が整ったら、次に重要になってくるのが「社会化」です。幼い子犬は、どんな人でも受け入れ耐えられる素質がありますが、青年期の犬や成犬の場合は、見知らぬ人に対して自然と身構えるようになっていきます。

そのため、生後3週目から４，５カ月の間に、他人・他犬に対して受け入れられるようにしなければなりません。子犬の時から、他の犬同士で遊ぶ習慣がなければ、その犬には社会性が育たず、犬同士のコミュニケーションの仕方を学ぶ機会がありません。そのため、子犬が成長していくにしたがって、他の犬に出くわしたとき、どうしたら良いのかが分からず、後に多くの問題行動（恐怖による攻撃行動や犬に吠える行動など）を引き起こす原因となってしまいます。

実際にそのような行動が起こってから対処しようとすると費用や時間、愛犬のストレスなど多くのデメリットが発生します。問題行動は未然に防ぐ！

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