「散歩中に、歩いているときはしっぽを振って他人の所に行くのに、抱っこしたら吠えたり、この前は噛みつこうとして困ってしまいます・・・」(^_^;)
「私を守ってくれているのかしら?それともただ強気になっているだけ?」
はい!どうも!悠さんです(^o^)
散歩中に他人が「かわいい~」と声をかけてくると自分からしっぽを振って近寄って行って、相手の匂いを嗅ぐのですが、ただ相手が触ろうとすると飼い主の後ろに引っ込み、そして抱っこされている間は攻撃行動が見られるということですが・・
本当に飼い主を守っているのでしょうか?(^_-)
この状況で特に気になることは相手が触ろうとすると飼い主の後ろに引っ込むということですね
他人に触られることは好きではない、ということが分かります
そして、触られそうになった時、地面にいれば逃げることで嫌なことは回避できます
しかし、抱っこされている状態では逃げることが出来ません
なので、嫌なことを回避するためには、相手を遠ざけるために吠えたり、攻撃したりするしか選択肢がないということです
この行動の解決しようと思ったとき
スタートは、地面にいる状態で始めなければいけません
『抱っこされている時のみ吠える』という問題ですが、根本的には他人の手が怖いということなので、そこを解決しなければなりません
なので、犬がある程度逃げられる状態で、相手の人にフード(好きであれば)を投げてもらって、だんだんと距離を詰めていくことで徐々に慣らしていきます。最終段階は地面にいる状態で、相手がなでなでしながら、フードをあげることが出来るようになるまで行います
ゴールは『抱っこされていても他人に吠えない』ということなので
今度は後ろ脚だけ地面についている状態で同じように慣らしていき、さらに飼い主さんがしゃがんだ状態で抱っこしてもらい、慣らしていき、
最終的に立った状態で抱っこしても吠えないようになります
あせらず階段を一段ずつのぼるようにじっくり取り組んでいきます
このように、恐怖や不安からくる攻撃行動は叱ったり褒めたりといった方法ではなく、慣らしてあげるということをしてあげなくてはならないのです
そのため、飼い主の取り組み方次第で、1週間で良くなる犬もいれば、1ヶ月以上かかる場合もあります(^_^)
最近のお預かりワンちゃんたちです♪
「はなせ~~~い、せいせいッ」
きりっ!
呼んだの~?
お水は順番にですよ!(^_^)v
柴けつ!(^o^)
それでは!また次回(o゚∀゚o)
ドッグハウス~悠~
兼古 悠揮