はい!どうも~悠さんです(^^)
「うちの子は雌犬なのに雄犬みたい・・」
逆に
「雄犬なのに雌犬みたい・・」
ということを思ったことはありませんかね?(^o^)
これは、思い過ごしではなく、実は生まれる前、まだ母親の胎内にいる時が関係していたのです
イヌ科動物は通常、妊娠するとお腹の中に、複数の子犬が存在しています
(小型犬は1匹のみの場合もあります)
その際のオス・メスの数によって、生まれた後の行動に変化が生まれるのです
これには、ホルモンが関係しています
妊娠末期に近づくと、胎仔達は生殖腺からホルモンを産生します
オス犬は”テストステロン”という雄性ホルモン
メス犬は”エストロゲン”という雌性ホルモンを放出します
この際に隣り合わせになった同腹の胎仔の雄雌の違いが行動に影響します
例えば、4匹の子犬が胎内にいるとき
両隣にオス犬がいて、真ん中がメス犬の場合
そのメス犬は両方のオス犬のテストステロンの影響をつよくうけます。
そのため、生まれた後にオスらしい特徴や行動を見せることがあります
(マーキングを頻繁におこなう、マウンティング行動を多い等)
4匹中3匹がメス犬で1匹だけがオス犬という場合
そのオス犬はメス犬のエストロゲンの影響をつよくうけ、メスらしい特徴がみられます(足をあげて排泄をしないなど)
実際に、出生直後に生まれた子犬の生殖器を調べると、発達具合に違いがみられます(^_^)
これは、子犬を飼う際のある程度の目安となります
つまり、子犬を飼う際に、その子犬に同腹の兄弟犬が複数存在しているならば、そのオスとメスの比率を教えてもらい、その子犬だけがメスであったなら
将来的には、その子犬はオスらしい特徴があらわれる可能性が高いことになります(^^)/
*大前提として、犬の行動は、遺伝と学習、そして環境が様々に影響して形作られていきます。なのでこれがすべての犬に当てはまる訳ではありません(^o^)
最近のお預かりワンちゃんたちです♪
それでは!また次回☆彡
愛犬のしつけのご相談は、ドッグハウス悠の兼古まで(^^)/