犬と遊んだほうが良いっていうのは分かっているけど
遊んでいてもすぐ飽きられてしまうし、
おもちゃを投げても興味がないのかして、取りに行かなかったり、
取りに行ったと思ったら、そのまま帰ってこなかったり・・・
ぜ〜んぜん楽しそうにしてくれないから、なんかガッカリ
そう思ったことはありませんか?
愛犬と遊ぼうとする気持ちは、とても素晴らしいことです。
可愛がっているからこそ、愛犬ともっとコミュニケーションをとりたいことでしょう♪
でも、せっかくおもちゃを買ってきて
「喜んでくれるかな〜♪」と愛犬に与えても、全く興味を示さないとなれば、ガッカリしてしまいますよね。
■楽しくないから遊ばない
愛犬が遊んでくれないのは、あなたのことが嫌いだからではなくて
残念ながら
”まったく楽しくないから”です。
ただ、実は犬と遊ぼうとする人は少数派です。
それは、犬と遊びたくないというわけではなく、”遊び方がよく分からない”ということらしいです。
よく分からないまま遊ぼうとするから、お互いにだんだんつまらなくなってしまう。
すると、遊びに誘うのも、新しいおもちゃを買うのも減っていく。
そういう悪循環に陥っているのです。
愛犬と遊んでも
【すぐ飽きてしまう・おもちゃを独占する・興味を示さない】
このような状態ならば、「あなたとの遊びはつまらないよ」というメッセージです。
■やる気にさせる方法
さて
犬をやる気にさせ、たのしんでもらうには、ある程度のテクニックが必要です。
●おもちゃ(ボールやぬいぐるみなど)を使って遊ぶ時
まず、おもちゃの匂いを嗅がせます。
興味がなさそうなら、「ピーピー♫」と音が鳴らせるものを使いましょう。
音を鳴らしても、そっぽを向いてしまう?
だったら、無理におもちゃ遊びをする必要はないでしょう。
ちょっとでも反応(耳が動く)するなら、次に進めます。
次は、そのおもちゃを犬の2、3m先に投げてみましょう!
おもちゃを投げて、愛犬が反応して取りに行こうとしたら
直ぐに、あなたも取りに行く”ふり”をしましょう!
ダラダラ歩いていてはダメですよ!ダッシュ!ダッシュ!
(あまり大袈裟に走ると犬が驚いてしまうかも。)
どっちが先にとるか、愛犬と競争です。
そしてギリギリのところで、愛犬に取らせてあげましょう!
理想は、三回に一回ぐらいは、あなたの方が愛犬よりも先におもちゃを取れたら良いですが
「体が追いつかないよ」という方は、取りに行くフリだけでも良いでしょう♪
大事なことは”あなたも一緒に動く”ということです。
愛犬にだけ「ほ〜ら、取ってこいよ〜」と言って
ボーッと突っ立っていてはいけませんよw
例えば、子供にサッカーボールだけ与えて、あなたはそれを見ているだけということです。
それよりも、子供と一緒にボールを蹴ってパスでもしたほうが、お互い楽しいし、仲も深まると思いませんか?^ ^
これを繰り返すと、犬のやる気がどんどんでてきます。
目の輝きが違ってくることでしょう。
もし、投げても全く反応しない時は、”引っ張り合い”でその物を好きにさせます。
●引っ張り合いもしてみよう
次に引っ張り合い
まるで生きているかのように、おもちゃを動かしてあげてください。
音を鳴らしても良いですね♪
あなたの腕の見せ所です!
そして、ちょっとでも噛みついたら、少しだけ引っ張り合いをします。
引っ張り合いというより、ただ掴んでるだけです。
そして、直ぐに負けてあげましょう!
これが最も大事です!
愛犬が少しでも咥えたら、ちょっと引っ張る ➡︎ すぐ離す
これを繰り返します。
『引っ張り合いで、飼い主が負けると、犬の立場が上になるから負けたらダメなんじゃないんですか?』という方がいますが
そのような研究は今のところありませんし、むしろ「負けたほうが、飼い主の指示を聞きやすくなった」という研究結果があるくらいです。
■愛犬と一緒にあそぶときに大切なこと
あなたの愛犬が、すぐ遊びに飽きてしまうのは、楽しくないからでした。
おもちゃが生き物のように動いてくれないと、それは死体と一緒です。
死体には興味は湧きません。
おもちゃに息を吹き込むのは、あなたの役目です。
そして、間違った引っ張り合いは
あなたと遊んでいるのではなくて、ただの奪い合いになってしまいます。
飼い主が100%勝つ戦いがどうして楽しいのでしょうか?
例えば
お父さんと子供が50M走をして、毎回お父さんが圧勝していたら二度と子供は「駆けっこしよう」とは言いださないでしょう。
お母さんとオセロをして、子供が毎回四隅をとられて完敗していたら、オセロなんて嫌い!ってなるのと一緒です( ̄∇ ̄)
面白くないからしょうがないですよね
演技力も大切です!
あたかも「本気を出したのに負けたわ~」というように楽しくね♫
【「犬と遊ぶ」レッスンテクニック】の著者イェシカ・オーベリー氏の書籍から引用すると
『「遊びを犬とする際に、つねに自問すべきことは、「果たして、犬はこの遊びを本当に楽しんでいるのだろうか」ということ。そして遊びはいつもワンパターンにしないことも大事です。犬は、バリエーションが大好き。ひとつの遊び方を発見したら、さらにそこから、やり方を変えたり、ルールを変えたりと、いろいろ自分でトライを繰り返してみてください。』
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