子犬を家に迎え入れてから、外へ散歩に行く前にしておくと良いこと
『最近、子犬を飼い始めて、まだ散歩に行ったことがない人』
『最近、散歩に行ってみたけど、うまくいかない人』
こういった飼い主さんは、ぜひ以下の方法を試してみてください。
その後の散歩がかなり楽になるはずです。
■散歩に行く前にしておくこと
室内でリードをつけて過ごす
リードは、外に行く時だけ使用する物、そう思っていませんか?
実際に、子犬のしつけ相談をさせていただいた9割の方が「家の中でリードをつけたことはない」とおっしゃいます。
ちなみに残りの1割の方は「部屋でフリーにすると悪さをするから」らしいです(笑)
もちろん、リードをつけたまま自由に部屋の中をうろつかせることは、家具に引っかかっりして危険です。
なので、必ずリードは持つようにしましょう。
さて、
子犬を飼い始めたら、まずは”室内で”リードが付いている状態に慣らさなければいけません。
同様に飼い主さんも、リードの扱い方を室内で練習する必要があります。
リードの扱い方は、とても重要です。
外に行く前に家の中でリードをつけ、散歩の練習をすることで
実際に外の時に、犬に余計なストレスをかけなくて済むようになります。
逆に、リードの扱い方が悪いと、犬にストレスを与えることになります。
そのイライラが毎日積もることで、問題行動の原因になる可能性があります。
例えば、飼い主が自分の行きたい方ばかりに引っ張ったり、犬が落ちてるものを咥えようとした時や匂いを嗅ごうとした時にショックをしたりすると、犬はわけが分からずにイライラしてきます。
結果、そのようにリラックスできていない状態の散歩は、他犬他人への吠えたり
過剰な引っ張り、拾い食いが酷くなったりするのです。
また
室内の慣れた空間で練習せずに、いきなりリードをつけて外に連れて行くと、ほとんどの子犬はパニックになります。
それは、リードをつけられて体の自由を奪われることに慣れていないからです。
「子犬が散歩中によく立ち止まる」という相談を受けますが、これがその原因の一つでもあります。
そもそも、初めて家の外に出る子犬は
緊張、不安、恐れ、好奇心、それらを含んだ葛藤を抱えた心理状態です。
にもかかわらず、さらにリードがつけられていますので、
子犬は逃げたくても思うように体が動かせず、パニックになるのです。
〜練習方法〜
練習方法は、いたって簡単。
子犬にリードをつけて、家中をウロウロ歩いてみる。
匂いを嗅いでいる時は邪魔をせず、リードをたるませておく。
ウロウロしながら、たまに立ち止まってみる。子犬も同じように止まったら、また歩き出す。(この時に、子犬があなたの顔をみてきたら、褒めてフードをあげましょう♫)
リードをつけて歩いてる間は、子犬と目が合うたびに、褒めてからフードを与える。
こうすることでアイコンタクトの練習にもなりますので、後々拾い食いを予防出来たりします。
歩くだけではなく、ソファや椅子に座っている状態でも様子を見てみましょう。
その際、あなたのそばで、座ったり伏せの姿勢をしていたら、そっと静かにフードをあげて
「飼い主の側にいると、良いことあるかも?」と思うようにしておきましょう。
部屋の中でリードを持った状況でも、子犬がリラックスできる状態を目指しましょう!
もしもリードから逃げるようなそぶりがあったり、リードをガジガジと噛むようなら
まだ慣れていませんので、その状態でリードを付けて外に行くことはお勧めしません。
必ず専門家と相談した上で、トレーニングを進めるようにしましょう^ ^
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