犬は約1万年以上も前から、私たちの祖先と共に暮らしてきました。
彼らは、まっすぐな愛情を私たちに注いでくれて、嬉しさや楽しさを共感し
ときにはコミカルな動きで笑わせてくれます。
そして、社会生活を共有する家族の一員である犬。
わたしたちは、そんな彼らを優しく撫でたり、アイコンタクトをとることによって
神経ホルモンの「オキシトシン」が分泌されると言われています。
オキシトシンは、ストレス因子に反応してストレスホルモンの濃度をさげ、さらに痛覚閾値を上げて痛みを感じににくくし、免疫系を活性化させます。
このオキシトシンの分泌によって、健康になったり、ポジティブな気持ちになったりと、さまざまな良い影響があることが研究結果でわかっています。
さて
そんな犬たちと生活することで、具体的にどのような影響があるのでしょうか?
今回、大きく分けて『人間関係への影響』『子供への影響』『精神的・身体的への影響』の3つに分け、箇条書きにしてみました♪
①人間関係への影響
犬と暮らすことで、人間関係にどのような影響があるのでしょうか?
●子供のいない年老いた夫婦の場合、73%が犬の散歩が他人との会話のきっかけになると考えている。
●アンケートの”犬のおかげで友達ができる”という項目に79%の飼い主がイエスと答えている。
●家族間に共通の話題ができることで会話が増える。
●犬と暮らしている人の方が、ひとりで暮らしている人よりも楽天的であり、激昂することもなく、孤独感も少ない。
②子供への影響
犬と暮らすことで子供には、どの様な影響があるのでしょうか?
【子供への影響については前回記事でも詳しく書いてますので、⬇️こちらも参考にして下さい】
●犬の世話を通じて、いかに他人を気遣うべきかを学ぶことができる。
●犬を飼うと、人の本心を読む・人の表情を読み取ることがうまくなる。
●子供の自己肯定感を高めてくれる。
●犬が部屋にいるだけで、子供をリラックスさせる作用がある。
●犬と会話したり遊んだりすることは、子供にとっては社会的な関係を知るという教育になる。
●犬を飼っている家庭の子供の方が、新しい友達を作りたがる傾向になる。
③精神的・身体的な影響
犬と暮らすことで、わたしたちの精神面や身体的にどのような影響があるのでしょうか?
●心が落ち着き、安心感が得られる。
●人のためにとか博愛性が高くなる。
●犬を撫でることで血圧が低下する。高血圧の人の場合は、より効果が大きい。
●犬を飼っている心臓発作の患者の方が、飼っていない患者に比べて1年後の生存率が高い。
●犬を飼っている人は、そうでない人に比べ、循環器疾患による死亡のリスクが23%低く、総死亡のリスクも20%低い。
●悲しみやストレスを軽減してくれる。
●人生の数多い浮き沈み(死別・離婚など)に対する緩衝材となってくれる。
●犬を飼っている人の方が、ストレスによる影響が少なく、健康状態も安定している。
●定期的に散歩に行くことで運動量が増え、健康的になる。
いかがだったでしょうか?思い当たる内容が一つでもありましたか?( ´∀`)
現代の犬たち(ここではイエイヌ)が、私たちに与えてくれる良い影響を知ってもらって
「もっと愛犬を好きになって欲しい!!」という思いで、書かせて頂きました( ^∀^)
犬と人の関係については、今なお研究されている分野ですので、今回記載させていただいた他にも、まだまだあると思います。
一方で、もちろん動物を飼うということはメリットばかりではありません。
当然お金もかかりますし、お世話の時間も必要ですね。
とはいえ、それ以上に、
犬たちが「わたしたちの生活に良い影響を与えてくれている」と
多くの人たちが思っているからこそ、約1万年以上も前から、こうして一緒に生活を出来ているのではないでしょうか。
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いつも読んで頂きありがとうございます!
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他にも多数、犬に関しての記事を投稿していますので、もしよければ他の記事も覗いてみてください。(ひと記事は約3、4分で読み終えるぐらいにしています。)
あなたのドッグライフのお役に少しでも立てれば幸いです( ^∀^)
では!また!!
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